ヴィッラ・ザッリ　チェリーブランデー(500ml) [イタリア・エミリアロマーニャ]

サクランボの名産地ボローニャとモデナの間、カステッロ・ディ・セッラヴァッレ村産チェリーを、6年熟成のブランデーと共にフランス産オーク材の樽で漬け込んだチェリーブランデーです。

異なった特性を持つ2種類のチェリーを使用しています。デュロン・デッラ・マルカは、苦味があり濃厚で果実感のある薄赤色のチェリー。ネロ・セコンドは、ボローニャの丘の典型的なチェリーで、紫がかった濃い赤色でとても甘くジューシーな果肉を持ちます。

包みこむようにたっぷりとしている香り、刺激的でスパイシー。清々し いチェリーと熟成したブランデーの調和する甘く洗練された風味。18-20℃で食後酒として。また、ビスケットや果実を含むデザート、チョコレートと共に。夏には、いくつかの氷とキンキンに冷やすのもとても美味しいです。

生産者≪ヴィッラ・ザッリ≫について
イタリア・エミリア・ロマーニャ州ボローニャ。大量生産のブランデーを作っていた、ヴィッラザッリ社オーナーのグイード・チーニ氏は、長年の夢だった自然志向のこだわりのブランデー実現のため、1987年新たに起業しました。

ぶどうは、エミリア・ロマーニャ州のトレッビアーノ種。蒸留用の機械は、ワインの個性を活かすと言われる1886年製シャラン型をフランスから輸入。イタリアはフランスに比べて夏暑く冬寒いため、ブランデーの味も違います。カラメル等は一切使わず、自然な樽の色のブランデーですが、これは世界中でもとても珍しいもの。

彼は、２度蒸留を行うことを「蛇のしっぽを取る」という言葉で表現します。一度目蒸留した後に中心部の良い部分だけを使って２度目の蒸留を行いますが、この製法も特徴的だといえるでしょう。