2007年06月17日
今回、東京の代官山で『ポルトガルフェア2007』というイベントが開催されました。店主は神戸・岡本で扱わせていただいてるご縁もあり、お手伝いをしにいくことになったのです。
そもそもポルトガルに関して知識のない店主が役に立つのかしら?と大いなる不安と共に...。
一人のポルトガル人女性・クリスティーナが企画・実行をされたのですが、とても一人でやったとは思えない、それはそれは立派なイベントでした。日本の大手インポーターさん達も驚いておられたくらいです。
こういうイベントが成功するかしないかは、まず準備。なによりも準備が大切です。そして、何よりも大切なのはトップの目指す方向を明確に打ち出し、周知徹底すること。その時に最も必要なのはそのコンセプトを理解し、協力してくれるスタッフ達。そういう意味では各パートにそれぞれ適任の方々がいらっしゃったので、外部から加わった店主としても、とてもやりやすかったなあと感じました。
企画・宣伝などの大きな柱をクリスティーナが先導し、そして、細部を周りのスタッフ(といっても友人の方々が中心の温かい手作りチームといった感じ)がフォローするという図式。
もちろんいくつか不備などもあったのですが、それぞれが、臨機応変に対応し、その辺の会社組織が単調に行うものよりはよっぽどスムーズだったように思います。
会場内ではポルトガル語、スペイン語、英語、フランス語、イタリア語、日本語等が飛び交う、何とインターナショナルなことか。毎回思いますが、”言葉”は勉強しないといけませんねえ。今から覚えられるかしら???
色々、貴重な経験をさせていただき、勉強になりました。感謝です。
それから、今回ひとつ”へぇ〜っ”と思ったのは、ポルトガル人って、どこか日本人みたい?ってことでしょうか。人見知りするのか、あまり”ラテン”って感じがしませんでした。もちろん、各企業のトップクラスばかりの来日だったので、落ち着いてらしたんでしょうが、イタリア人のような”陽気なノリ”はなく、道端で女性とすれ違っても、イタリア人のごとく舐めまわすような視線をあびせてませんでした。ひとくくりにヨーロッパといっても、色々いらっしゃるんですね。
結局、彼らと打ち解けてきたのは最後の2日間くらい。もうちょい時間があればなあ...と少し残念な気もしました。
今回のご縁がどう広がっていくか、どんな風に皆さんにご紹介していけるか、長〜い目で見守ってやってくださいね。とりあえず、とっかかりとして可愛い”陶器”達が早くもお店に到着しましたので、見て触れてあげてください!